店長の世界は地獄!休みない・安月給・罵倒!まるでロボット扱い!

店長のこと

店長の世界は地獄です。
知られざる苦しみがあります。

人間としての生活が出来るなどと思ってはいけません。

”知られざる店長の地獄”をお話します。

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人間としての生活は期待できない

店長になった以上、ザンネンながら人間としての
生活を期待することはできません。

本当に苦しい、地獄のような生活を
強いられることになります。

こちらでは私の経験談を元に
店長の知られざる地獄についてお話していきます。

休みなんてない!過酷な現実

店長っていつも店にいるイメージ。
…なんてことを常連さんから言われたことがあります。

…実際はどうなのでしょうか?

他の職場事情は分からないので、
私の旧勤務先の店長事情になりますが、
ご紹介してみます

まず、店長の休日は、
その店長本人の裁量によります。

店の売上を最優先、人件費をも削って、
出勤すれば当然休みは無くなりますし、

スタッフの皆様にお任せして休むよう
心がければ週休2日も実現できます。

ちなみに私が店長の時代は週休2日休んでいました
出勤日に手早く動いて全ての仕事を終わらせてしまえば
それで店は回るのです。

私の前の店長も基本的には週休2日で休んでいました。
家族持ちの方だったので、ご家族も大切にされていたようです。

その前の店長は休まない方でした。
休むと調子が悪くなる、と。
それ故、機嫌が悪い日も多かったのですが。。

ただし、休むにはスタッフのシフトをしっかりと
組むことが大切です。
多少の人件費も掛かるでしょう。
それで赤字を出せば、上からの文句、圧力が
かかります。
なかなか難しいですね

旧勤務先では、
年末年始に休んだ店長に対して
「このタイミングで休むなんてなぁ~
自分が店長の時は休まず働いたよ」などという、
謎の体育会系圧力(?)がかかっていました
(私も休んでました(笑))

ですが、それを鵜呑みにしてはいけません。
雇われである以上、
休む時は休む。これ当然です

店長として任命されたからと言って、
ロボットとして、会社の先兵として働く必要はないのです。

勿論、スタッフの皆様に迷惑をかけないよう、
しっかりとシフトを組み、人員を確保し、
やるべき仕事を終わらせた上で、、ですが。

私はスタッフの皆様に対しても
しっかり休憩・休日を取るように言っていました。

休日も休憩も有給も
勤め人にとっては当然の権利
会社の言いなりになり、泣き寝入りせず、
しっかりと安らぎの時間を手に入れましょう。

サボれ、と言っているわけではありませんよ?
無駄な時間に仕事をせず、時間内にきっちりと!
…というお話です。

と、いうことで
常に店にいる店長もいれば、
そうでない店長もいる!ということですね
(あまり答えになってませんが(苦笑))

そういえば常連の外人さんに一回言われました
「店長 休みすぎだよ」 と。

違う!これが普通なんです!

金は貰えるの?店長の給料とは?

雇われ店長(私の前の勤務先はゲームショップでした)
の給料はどのくらいなのか?と時々聞かれます。

結論から言うと、
高くありません

と、いうよりも私の場合は正社員ですら
ありませんでした。
「契約社員」という区分です。
勤務時間は長く、場合によってはサービス残業状態の日も
ありました。

で、いくらぐらいなのか?と言いますと
具体的な数字はここでは出しませんが、
今のまま最低賃金が上がれば、店長にならずに
アルバイトのままいて、フルタイムで働いた方が
もうかるかも知れない?ぐらいの金額です

他のお店の店長さん達がどのくらいの給料かは
知りませんが、
やはりあまり高くなく、勤務時間が長い!というのが
実態のようです。
異動も多いようですね。

また、ノルマのようなものも多く存在し、
出来る人間は褒められたり、ひたすら持ち上げられたり
しますが、成果が出せない店舗の店長は
ひたすら攻め立てられます。
出来高の世界です。

店長は
「勤務時間が長く、安月給」が
基本だということです。
(勿論、カリスマ的な店長とか例外もあるとは思いますが)

「店長やってみないか?」
こんな風に上からお声がかかったら、
覚悟して、引き受けましょう

ただ、色々な経験ができるのも事実なので、
会社に心身ともに捧げて!というのは
オススメできませんが、
1回やってみる、というのは
アリだと思いますよ。

地獄!ノルマまみれの店長

小売業の店長には企業によって差はあると思いますが、
ノルマや目標と言った
恐ろしい数字が設定されていることかと思います。

私の場合もされていました。

と、いうことで、ノルマにまつわる
裏話(?)をご紹介。

まず、上は数字しか基本的に見ません。
頑張っている、良いアイデアを出した、
お客様からの評判が良い、スタッフへの対応が良い、
そういった事項は全て無視されます。

数値上で結果を出して初めて、
そのあたりまで見てもらえます。

私の旧勤務先では会議というものが
ありました

その会議で成績の低い店長は言われます、

「お前ヤル気ないだろう?」
「必要とされていない」
「店閉めるぞおい」

のような感じです。
場合によっては人格を否定するような発言もあります

言われていたのは私ではなく、別の店長ですが、
休みもほとんどナシで働いていたので、
言われたときはさぞ屈辱だったでしょう。

しかも、他の店長が揃っている場で言われるので
晒しものです。

その為、会議行きたくねぇーと
言っている店長も多いものでした。

しかし、今のご時勢、数値などそう簡単に上げられるもの
ではありません。
コツコツ時間をかけて、色々試行錯誤し、
ようやく上昇気流に乗れる、そんな感じです。

勿論、その道のプロであれば違うのでしょうが、
私を含め、多くは凡人です。
そんな言葉一つで劇的に数値を上げることが
できれば、全国のお店は1店も
閉店などなくなるでしょう。

さらに、
成績の低い店長のお店には
現場を理解していない本部や親会社が
介入します。

それも的外れな…。

現に上が介入して作った企画のいくつかは
準備等に相当な無駄な時間を割かれた上に
成果は全店含めて何一つ上がっていませんでした。

勿論、その失敗も現場の「ヤル気がないから」で
彼らは片付けてしまいます。

しかしながら、牛丼屋で生命保険の契約を受付する、
レベルの的外れなものだったので、
そうそう、成果など出ません。

このようにノルマ未達成→上が的外れ介入→
さらに売上げが落ちる→文句言われる の
負のスパイラルに陥るのです。

ちなみに、私はしたことがありませんが、
ノルマを達成するために躍起になった店長の
中には、自ら必要も無い店の商品を
大量に購入したり、
販売ノルマがある商品を購入しまくって、
自分の引き出しに溜め込んでいる店長なども
居たようです

このように、どこの業界でも店長には
厳しい数値と追求が待ち構えています。

雇われ店長やらないか?という話が舞い込んできたら
じっくり、やるべきかどうか考えてみましょうー
給料増える!
という単純な話ではないので…。

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