ご挨拶!元店長の嘆きをたっぷりお伝えします!

店長のこと

皆様始めまして

今回、新しく作りましたこのブログでは
独立、開業を経験して、日々感じたことや
自営業になって体感した地獄などを
元店長の体験談として語っていきます。

スポンサーリンク

元店長の経歴

私の経歴を簡単に。

2009年
アルバイトとしてとある店舗に勤務

2010年
アルバイト⇒契約社員へ

2014年
店長(雇われ)として勤務開始

2016年
お店の閉店が決まり、自営業で店舗を開業

2018年
自営業の店舗閉店、
フリーランスの執筆業に。

今に至ります。

自営業店長の苦しみ

さて、皆様は自営業にどんな印象をお持ちでしょうか?

組織的な縛りがなく、自由を手にすることができる?
残業がなく、拘束時間を短縮することができる?

色々な印象をお持ちのことと思います。

しかしながら
残念ですが…
個人事業主(もしくは会社を設立して)独立した自営業者に待つのは
「地獄」です。

開業したての自営業者に安息の時はありません。

例え休日でもー
友人、恋人と遊んでいるときでもー
寝ているときでもー

常に頭の中には
「今後やっていけるのかー?」
「今月あとどのくらい稼げばー?」
のような考えが巡ります。

365日、24時間、
この世にいる限り、それは続きます。

アイデアを振り絞り、成功を手にすることができなければ
自営業者は永遠に苦しみ続けるのです。

かくいう私も、
今 苦しんでいました。

毎日毎日
頭の中にはー
「どうすればい売上が上がるのかー」
「今後、うまくやっていけるのだろうかー」

そんな事ばかりが頭をよぎります。

プライベートの時間が楽しくなくなったー
食事が美味しくなくなったー

けれども、誰にも相談することもできない。

これが、個人事業主に待つ地獄です。

これから独立を考えている皆様、
今一度よく考えてみましょう。

このような地獄に足を踏み入れる覚悟があるのかどうか。

覚悟がないのならば考え直した方が賢明です。
私のように、一度足を踏み入れてしまえば
もう戻ることはできないのですからー

足を踏み入れたら最後、
全てを失うか、やっとの思いで成功するか、
そのどちらかです。

と、前置きが長くなりました。

私は現在はお店を辞めて、
お店以外の自営業をしています。

今、振り返ってみても
お店開店当時は本当に地獄でした。
例として、開業当初のお話をしていきます。

<初日>
開店初日。私が開業した店舗は前の勤務先と同じ業種、
かつその店舗が閉店し、近くに開業したため
前の店舗の常連さんなどがいらして下さいました。
また、初日ということもあり、多くのお客様に
興味を持っていただけました。

…が、売上は「24000円」
そう、1日営業して24000円です。
これでもこのペースが続けば赤字にはならない計算ですが、
費用もいろいろと掛かってきます。
このままでは、成功とはいえない状況に陥りました。

そして、2日目
この日はオークションでの販売が本格始動した日でした。
しかしながら売上は「2万」
昨日よりもダウンしています。
しかも半分はオークションで売上という始末。
もはや店舗の存在意義すら危ぶまれます。

3日目。
売上は「22000円」祝日だったのにも関わらず。
次第に私の中でも危機感が募っていきます。

そして、この文章を書いている現時点が4日目の営業日です。
今日は前3日以下のペースで推移しています。
開業は簡単には行きません。

自分にはアイデアがある、人脈がある、土地がある。
そう思ったりはしていませんか?

今の時代アイデアなど大手に簡単に潰されてしまいます。

ネームバリューのない、自営業の店は淘汰されていくのです。

それでも貴方は・・・
自営と言う地獄に足を踏み入れる勇気があるか、
今一度よく考えてみて下さい。

それでもー足を踏み入れるというのであれば
貴方も私の仲間です。

ようこそ、地獄へーー

自営業は孤独

突然ですが、会社に勤めたり、学校に通ったりしている皆様、
周囲の人間が煩わしい!と思ったことはありますか?

「自営業」になればその煩わしさから解放されることが出来る!
…そんな風に思っていませんか?

確かに、自営業になれば
上からの圧力・面倒になりがちな人間関係
そういったものから解放されることができます!

ヤッタネ!

し・か・し!

独立すると、
最初は快適かも知れません。

しかし…
今度は次第に「孤独」がやってきます。

人がいる環境にいれば、人間関係は煩わしい!と思い、
人がいない環境になれば孤独感を感じる。

人間とは我儘なものですね

私も最初は快適でした。

しかし、
やはり次第に孤独感というものに取りつかれます

朝、開店してから閉店までー
基本的に自営業者は「ひとり」です。

シャッターを開けて閉めるまでの間、
お客様との会話はあれど、身内内での他愛のない会話、
そう言ったものは一切ありません。

ならば誰かを雇えば良い?
そんな余裕は自営業者にはなかなかないものです。
日々、迫りくる赤字の恐怖との戦いです。

毎日、震えて眠るのです

知り合いが来てくれることもあるかもしれません。
しかしながらそれは一時のことです。

知り合い、友人にはまた、別の人生があります。
自営業者となった私とはそもそも進む道が違うのです。

休みも合わなくなるでしょう。
時間を取ることも難しくなるでしょう。

その結果、次第に人は離れていき、
自営業者は孤独となるのです。

人間関係が煩わしい!と思っているそこの貴方!
それは今だけ感じることのできるかけがえのない宝です。

独立したり、退職したり…
人は一人になったとき、必ず「寂しさ」を味わいます。

「俺は一匹狼だ!」

と、いう人もいるとは思います。そういう方は大丈夫でしょう。

でも、
大半の人はそうではないのです。

「大丈夫」
そう思っていたとしても、
必ず孤独に囚われますー

私も集団での行動が好き!という人間ではありませんでした。

けれどもー
自営業者となって、開業して思います。

やはりー
人は寂しさを感じるようにできている、と。。

「孤独」
それもまたー自営業者が乗り越える壁の一つなのだと思います。

タイトルとURLをコピーしました