閉店を決断するという勇気と心構え。失敗しても落ち込むな。

お店のこと

お店をやるなら
いざという時の閉店の決断も大事です。

沈みかけのものにしがみついていて
そのまま沈んでしまったら
どうしようもないですからね…。

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閉店の決断は早いほうが?

閉店のタイミング
基本的には自由です。
ですが、”もう限界”と感じたら
閉店するのが一般的ですね。。
どこのタイミングで撤退するか、、
難しいところですが、大事なことです。

最後まで粘る
巻き返しを狙って、限界まで粘るパターン。
これも悪くはないと思います。
ただし、限界まで粘って、やはりダメだ~となぅた場合は、
早めに撤退したときよりもその後のダメージが
大きいです…。
閉店するにも棚の処分など、色々な費用がかかります。
なのでやはり、最後の最後まで、ギリギリ粘りきるのではなく、
ある程度のタイミングで見切りをつける方が良いかも
しれませんね…

早めに決断する
まだある程度余力はあるものの、早めに判断をして
閉店するパターン。
先日閉店したコンビニもそうだったかもしれません。
早めに閉店することにより、ダメージはありますが、
粘り抜いたときに比べれば、ある程度のダメージは
払拭できるかと思います。

毎月のように3万円ずつ赤字になっていた場合。
まだ貯金は200万円ある…
でも、3万円赤字、というのはなかなか巻き返せるものでは
ありません。

そんなケースの場合”早めの決断”をすることによって、ダメージを
最小限に抑えることができる、そういう考えですね…

ダメなのは…
閉店のタイミングをなかなか決めることが出来ず、
ずるずると間延びするパターン。
これは一番ダメですね。。
閉店をずるずると引き延ばせば、それだけ閉店後の
ダメージも大きくなります。

閉店のタイミングを逃すと大変です。
ずるずると営業することなく、ある程度のラインで見切りを
つけることも大切ですよ!

引き際を見誤ると大変なことに

自営業に大切な要素の一つ。
それが「引き際」

諦めたらそこで試合終了・・・
とは言いますが、
自営業は引き際を見誤ると大変なことになります。

諦めずに粘る、それも一つの努力でしょう。

しかし、自営業においてはそれは致命傷になります。
何故か、簡単に語っていきましょう。

閉店にもお金がかかる
まず、これを見落としている人が居ます。
閉店にもお金がかかるのです。
例えば、お店の建物を借りている場合、返す際には
スケルトンにしていかないといけない場合もあります。
スケルトンにするには、相当なお金がかかります。
また、閉店時に棚やショーケースなどを処分するとなると
そちらでもお金がかかります。
なんでも簡単にはいかないということですね…

閉店後も生活しなくてはならない
閉店後も、人生終了するわけではないので
生活していくためのお金が必要です。
しかし、お店を閉店するとなると、しばらく収入も
無くなるでしょうから、その点も考慮しなくてはいけません

時間稼ぎしてもほぼ無駄
そして、赤字が蓄積されて、借金などで時間稼ぎを
しようとする方も居ますが
これは「無駄」です。

そこまで追い詰められた自営業が、数ヶ月時間を
稼いだところで何も変わらないのです。
さらに追い詰められておしまい。
なかなか難しいところです。

とにかく、そう簡単にはいかないものが自営業です。
そして、引き際を見誤ると大変なことになります。
時には”早め”に撤退することも大事なことだと
思いますよ^^

自分の引き際も…

※閉店決断前当時に書いたものです

自営業は失敗したと判断したら
失敗した事業は、早めに手を引かなければいけません。

そうでないと、自分の人生が壊れてしまいます。

何も自営業は、一つの事業だけじゃありません。
たとえ、お店がダメになったとしても、
また別の事業のほうで盛り返していけば良いのです。

私のお店も
11月と12月の状況を考慮した上で
撤退か存続かの決断を下します。

ですが、お店をたたむだけで自営業を
やめるわけではありません。

”ダメだ”と感じたら粘らない。

諦めない心は大事かもしれませんが、
自営業の場合「諦めないこころ!」なんて言っていたら
自らの身が滅んでしまいます。

なので、”諦めないと”いけないこともあります

閉店にも相当な費用がかかりますからね。
早めに決断しないと、閉店もできない、利益も出ない、
そういう地獄に陥れられることになってしまいます。

ですから私も自分で書いている通り
早期の幕引きを行う可能性もあります。
まだ今月と来月があるので、なんとも言えませんけどね!

失敗しても落ち込んではいけない

自営業を始めた人の大半は
失敗に終わってしまうのですが、
その際にも「落ち込んで」はいけません。

自営業は「失敗」を視野に入れて始めるものです。

それができないのであれば、
最初から自営業など始めるべきではありません。

自営業で失敗する、ということは
失業する、という意味でもあります。

失業したらどうなるか?
収入を得ることはできません。

そして自営業の場合は失業保険みたいなものも
ありません。

つまり、たとえショックだったとしても、
落ち込んでいる時間などないのです。
すぐに次の行動を起こさなくてはならない。

そういうことです。

時々、自営業に失敗してしまった方の中には
酷く落ち込んでしまって、
鬱になってしまったり、自ら命を…
なんて人まで居ます。

自営業を始める前によく、自分のことを考えてみてください。

自分がもしも失敗したとき、
自分はどうなのか。
それを考えてみてください。

もしも、自分が落ち込んでしまって立ち直れ無さそうだな…
と思うのであれば、最初から自営業をやるべきではありません。

10年を見たときには「失敗する」と思ってください。
一生の仕事にはできません。
一度は失敗します。

ですから、自営業をやる際には覚悟が必要ですし、
失敗したときのことを最初に考えておかなくては
ならないのです。

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