バイトでも有給休暇を勝ち取る!貰うべきものはしっかり貰う!

アルバイトのこと

例えアルバイトであっても
定められた時間以上働いていれば
有給休暇というものも、きちんと取得できます。

が、世間の会社はザンネンながらインチキしているところが
多いのも事実!
ちゃんと出せ!という気分ですね。

では有給を勝ち取るためには!?

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バイトでも有給休暇を勝ち取る!その方法は?

皆様はアルバイトにも有給休暇が出る、
というのはご存知でしょうか?

ある程度の日数と期間、働いていれば
アルバイトといえども、有給休暇を
貰う事ができるのです。

ですが、残念ながら実態は
ほとんどの企業でアルバイトに対して
有給休暇を支払っていない、もしくは誤魔化しているのが
現状だと思います

そこで、旧勤務先店舗閉店時に
在籍していたアルバイトスタッフの皆様全員分の
有給取得に成功した私が、
アルバイトの皆様が、
有給休暇をしっかり手に入れるための方法を
伝授します(…と言っても難しい話ではありますが)

大事なポイントは?

<覚悟>
有給を貰うには覚悟が必要です。
理不尽ながら、有給申請したアナタを排除しようとする
動きが上司(例えば店長や本社など)から出るかも知れません。
圧力に屈しない決心と、不当な解雇等の可能性も考えた
覚悟が必要です。

逆に、もうすぐこのバイト辞める、という場合は
ガンガン攻めましょう。
貰えるものは有給消化してでも、貰うのです。
泣き寝入りやお情けをかける必要はありません。
アルバイトの有給休暇は法律上、発生するのです
決心がつかない!という場合は、
辞める前に行動しましょう。
どうせ辞めるのであれば圧力がかかろうと怖いものはありません。
辞める前に、貰える有給は全て頂きましょう!

次に
<調査>
これも大切です。
申請する前に自分に有給が発生しているかどうか、
しっかり確認しておきましょう。

法律上、有給が発生しない日数なのに、
申請してしまっては無駄に自分の立場を悪くし、
また労力もかかるだけです。

確認して、自分に有給が発生している!と
分かったら次はバイト先の就業規則を確認しましょう
(あれば、ですが…)

バイトとして採用された時などに、
雇用契約書などを交わしているはずです。
通常であれば、そういった書類に有給についても
記載されているはずです。

恐らく、法律通り支給することになっているでしょう。

その記載をコピー もしくは撮影しておければ、
後々の交渉が有利に進みますよ

それが済んだら
<地盤固め>
交渉にうつる前に、
より交渉を有利にするため、地盤を固めましょう。

何のことか?
つまり仲間を増やすのです。

同じバイト仲間のスタッフや
もしくは直属の上司、店長などを味方につけるのです。

バイト仲間であれば、
恐らくアナタと同じように有給が欲しいでしょう。
一緒に交渉してくれるかも知れません。

会社側にとって、
有給有給!と言い出すスタッフが多いほうが
プレッシャーになるでしょう。

これは難しいかもですが、
店長を味方につければ、店長から本社に交渉、
もしくは店長が管理している場合は、
そのままスムーズに有給がもらえるかも知れません。

本社管理の場合は、
有給等の管理をしている担当者を調べておかなくては
行けませんね。
(メールや連絡を何回かしていれば
嫌でも担当者が出てくると思います)

そこまで済んだら
ついに<申請>です。

会社によって申請方法は違うでしょう。

申請のステップに行くために、
まずはしっかりと「有給を申請したい」と
いう旨、会社に伝えましょう。

会社が取ると思われる
リアクションは
・スムーズに有給申請を許可する
・有給申請を無視する(無反応)
・何らかの文句(逆ギレなど)してくる。

まず、会社側が余計なトラブルに発展させたくない、
という場合はこの時点で有給申請が通る可能性も
あります。
それならそれで、簡単に済んでよかった!
ということで、アナタは有給をもらえます。

次に無反応の場合。
私の旧勤務先の場合はこれでした。

無反応の場合どうするか?
諦め…たらそこで試合終了です

私の場合は、
反応があるまで何度も何度もメールを送り続けました。

それはもう毎日送信、ぐらいのレベルです。

このままでは行動を起こされる、そう思ったのでしょう。
本社は有給申請の手続きに入りました。

文句を言ってきた場合、これはもう戦うしかありません。
知り合いに税理士や法律に詳しい弁護士さんなどが
居ればそういった方に依頼するのも良いかもしれません。
この場合はいずれにせよ、長期化することになりそうです。

ただ、どの会社でもそうだと思いますが
経理の関係部署は「訴えられること」を非常に恐れています
会社が大きければ大きいほど、
その傾向は強くなるでしょう。

結論から言うと、
・相手から反応があるまで根強く言い続ける
・弱気にならない(正しいのはこちら)
・味方を増やし、事実固めをし、逃げ場をなくす。

いかに相手の逃げ場をなくし、
またしつこく、粘り強く言い続けるかが
重要です。

また、相手とのやり取りは電話よりもメール
がおすすめです。

何故か
それは「記録に残すため」です。

電話で相手が「有給出します」と言っても、
後から「そんなこと言ってない」と言われれば終わりです。

だからこそ、メールでやり取りをさせます。

メールは文章として記録に残るので
言い逃れできません。

録音でも良いですが、職場の電話で録音、はなかなか
難しいと思います。

貰える数万円、
変に遠慮して貰わないのは損です。
バイトはボランティアではありません。
貰うべきものはしっかりと貰っていきましょう。

実際に本社に送ったメール

最後に、
私が本社に送ったメールを一部改編してご紹介
—————————————
お疲れ様です。

当店閉店に伴い、
スタッフより有給休暇の申請を希望されております。

私(店長)としては法律上、発生するものであり、
また就業規則にも記載が(ファイル添付)ありますので、
申請を受け付けするべきと考えております。

そこで、有給休暇申請の為の申請書類 および
申請の手順を早急にお送りくださいますよう
お願いします。

また、万一有給申請が許可できない場合は
スタッフに理由をしっかりと説明しなくては
なりませんので、
「有給が出ない理由」を文章にて明記、
担当者名記載の上、
こちらのメールに返信下さいますよう
お願いいたします。

尚、対応如何によっては、
相応の対応処置をとることになりますので、
よろしくお願いいたします。
————————————

何回目かの時に送ったメールですね
このメールののち、一度目の反応がありました。

ポイントは有給出せない!という場合、
理由と担当者名を「明記」した返信を
要求していること、
そして法的な対応をとることを示唆した文章
(実際に裁判等起こす気がなくともハッタリとして)
を入れてあるところでしょうか。

結果、閉店時に在籍していた全てのアルバイトスタッフさんに
有給休暇消化分が支払われました。

ちなみに前例がなかったとか。

このように、前例がない会社でも
しっかりと声を上げれば有給を獲得することができます。

今回の私の場合は閉店決定後であり、
また、店長の私自身が協力していたこともあり、
一人で申請したい!味方もいない!という場合とは
少し異なってしまいますが、
これは参考に、有給休暇申請の声をあげてみては
いかがでしょうか!?

と、いうより貰えるものは貰いましょう!

お偉いさんの贅沢に力を貸してはなりません(笑)

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