店を盛り上げる企画を考える!実際に滞在時間を延ばすためにやったこと。

お店のこと

今回は私の店舗で実施していた企画をモデルに
自営業のお店を盛り上げるための施策、というものを
考えてみましょう。

おもちゃやカードなどを販売する店舗で
お店の滞在時間を延ばすために
色々なことを試してみました。

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滞在時間を少しでも伸ばす企画

自営業のお店。
よく過疎化していて、
ここいつも誰もいないな…

なんてお店ありますよね?

「あそこ誰もいないな~」というイメージを
一度でも抱かれてしまうと、
どんどん人は遠ざかって行ってしまいます。

そこで、
店内にいる時間”滞在時間”を延ばして
「誰もいない」というイメージをつかないように
したいものです…

当店ではゲームやトレカの店舗なので、
別の業種ではあまり参考にならないかも
しれませんが、当店で滞在時間を延ばすために
実践していた変わった工夫をご紹介します。

イライラ棒を設置してみた!

スタートからゴールまでフレームにぶつかること
なくゴールできれば、クリアというゲームです

私の店舗では
開店当初からイベントとして
クリアできた人に粗品プレゼント!という
キャンペーンを実施していました。

効果のほどは・・・?
このイライラパニックチャレンジ、
店頭で実施したところ、
なかなかの盛り上がりを見せていました。
勿論、それが売上に繋がったかと言われれば
答えはNoなのですが、
お店を盛り上げる、という意味では
効果があったと思います。

こういう企画を繰り返し実施、または
常に実施することで
あのお店は面白い、というイメージを
つけることが出来、
直接の売上に繋がることは無くとも
イメージづくり、には貢献してくれるはずです。

企画の作る際に・・・
しかしながら、自店で企画を作る際には
「継続できるかどうか」も大切になります。
このイライラパニックゲームの場合、
強度が足りず、開店初日で壊れてしまいました。
おもしろいイメージを作ることができても
継続することが出来なければ効果も十分に効果を
発揮することもできないでしょう・・・
と、いうことで
企画に使うものの「強度」も必要ですね。
店に置く、ということは不特定多数の人間が
いじる、ということですからね。

マンネリ化を防ぎましょう
せっかく自店で企画を作っても
「ここいつも同じだよ」と感じられて
しまってはオシマイです。

なので、定期的に企画内容を変えましょう。

例えば私の店の場合も
自由に遊べるおもちゃ類や企画は
定期的に変えています。
半月~1か月程度での変更が良いのでは
ないかと、個人的には思います。

ルービックキューブを設置してみた!

ルービックキューブを完成させれば
割引券プレゼント、という企画です。
ルービックキューブを買ってきて設置して
POP作って ハイ、完成。
カンタンですね!

この企画の狙い
ルービックキューブチャレンジ、
クリアすれば割引券プレゼント ですが
それによって売上を上げよう、とか
考えているわけではありません。
では、何を目的としているのか。。

それは、
・お客様の滞在時間を延ばし、店舗をさびしくさせない
・買取など、お客様に生じる待ち時間に退屈させない

この2つが主目的です。

滞在時間を延ばす。
個人店はどうしても”誰もいない時間帯”っていうのが
結構出てきてしまいます。
誰も居ないとやはり入りにくいイメージがついたり、
売れてないんだな、潰れそう というイメージがついたり、
…まぁ、つまりマイナスなわけです。
ルービックキューブを手に取って、
もし解こうとしてくれるお客様が現れれば、
滞在時間はかなり伸びるでしょう。

もう一つは私の店舗は商品買取を行っているのですが、
その査定中の待ち時間に退屈させないよう、
このルービックキューブをはじめ、
他の色々な企画を用意しています。

設置するならば…
こういう企画を設置するならある程度ちゃんとしたものを
置きましょう
例えばこのルービックキューブの企画であれば
こういうのを置きましょう。

100円のとかを置くと1日で壊れます。
本当です。

何度も経験があるので・・・
(個人で遊ぶ分には100円でも良いのですけれどね)

効果のほどは・・・
ルービックキューブチャレンジ、
売上的に効果があったかどうかと言われると
恐らくほとんどないでしょう。
ただし、ルービックキューブを解くために
1時間近く店に滞在したお客様なども
いらっしゃるので、
「滞在時間」を延ばす効果はあったと思います。
結構、なんだこれおもしろい、という
感じの方もいらっしゃいましたし…

と、いうことで
小粒で微小な効果しか得られていなかったものの
0ではない、って感じですね。
何か大きな企画を1発 ドンと成功させられれば
それでも良いのですが、なかなか難しいのです。。
細かい企画も積み重ねれば大きなうねりに
なる…かも。。。

折り紙を設置してみた!

折り紙を自由に折って、
それをレジに持って行って作った作品に応じて
割引券をプレゼント!という企画に
なっています。

どのぐらいの人が参加したか
開店1か月半時点では
どのぐらいのお客様がこの折り紙チャレンジに
挑戦したのでしょうか?
大体提出があったのは10作品ぐらいですね。
他に挑戦した方もいらっしゃいましたが、
良い作品が出来ず、
そのまま破棄したり、持ち帰られたりしています。

効果のほどは…
これも他の企画と同じように、折り紙チャレンジを
設置したからと言って、売上に貢献した、ということは
ほとんどありません。
ただいつも書いている”滞在時間”を増やすことには
成功しています。
1時間以上折り紙を遊んでくださった方も
いらっしゃったので無駄ではなかった、とは思います。

しかしながら
ほかに比べると
参加者が圧倒的に少なく、
また、折り紙は参加者がいればいるほど、
数が減っていくのであまり良い企画とは言えないですね。。
元々旧勤務先の閉店片づけの際に
余っていた折り紙を貰い、
それで何かできないか?と言うことで
作った企画なので仕方が無いですが。。。

折り紙チャレンジから学ぶことは

・遊ぶ企画は「消耗品」じゃない方が良い
折り紙のような消耗品を使うと、無くなるたびに
補充が必要になってきます。
ルービックキューブのように、いつまでも無くならないもの
(壊れたら別ですが)
の方が店舗企画には向いていますね。

・自由に遊べた方が良い
店舗で遊べる企画を用意するなら、
「遊びたい場合はスタッフまで~」ではなく
店頭に直接して自由に遊べる形式にした方が
ウケが良い感じがします。

店員側の負担も軽減できますよ。

まとめ
折り紙チャレンジ、私の店舗で用意した企画の中では
イマイチな状態ですが、
それでも実施して良かったとは思います。
どんな商売でも何が当たって、何がはずれるか、
やってみないと分かりませんからね。。
費用があまりかからない内容であれば
どんどんチャレンジしてみるべきだと思いますよ。

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