店舗の電気や水道、ガスの契約方法を元店長が解説!

お店のこと

雇われ店長なら気にする必要は
ありませんが、自営業をする場合、
電気や水道、ガスの契約も
自分でやらねばなりません。

店長経験をもとに、これらの契約について語っていきます。

スポンサーリンク

必要な契約

電気と水道は最低限必要でしょう。

ガスについては、なんとも言えませんが、
自分自身のお店に必要かどうかをよく考え、
判断すると良いでしょう。

入居後の水道はどうするべき?

テナントや賃貸を借りた後の
水道について。

基本的に水道は、入居後、そのまま使えます。

ただし、そのまま使っていると
賃貸の大家さんに請求が行ってしまったり、
水道が止められてしまったりします。

では、どうするか?

指定の連絡先に連絡して、
電話で手続きをしましょう。
電話一本で利用開始の手続きは完了です。
特に立会いのもと、何かをしたり、と
言う事はありません。
電話で住所等を伝えるだけです。

連絡先は入居後、室内に連絡先が書かれた
用紙などがおかれていることが多いので、
その場合はそちらに連絡すればOKですよ。

ない場合は不動産屋か大家さんに
確認してみましょう。

東京の場合は基本、
東京都水道局への連絡でOKなはずです。

連絡が済めば、
堂々と水を使用して大丈夫です

支払い用紙が送られてくるにので
コンビニなどで期限内に支払いましょう!
口座振替などにすることもできます。

なお、時々入居後、水道が出ない場合もあります。
そういった場合は栓が閉められているので、
探して栓を開ければ使えるようになります。
場所がわからない場合は大家さんに
聞くとよいですね

ちなみにワンポイントアドバイス(?)ですが、
基本、賃貸の水道は入居者がいない間しばらく
使われていない状態ですので、
最初に少し水を流しておくと良いです。
汚れ等がたまっている可能性も
ありますから…。

以上、賃貸入居時の水道についてでした~

入居後の電気はどうするべき?

電気も水道と同じですね、
入居後にそのまま使える場合が多いです

勿論電気の方も、そのまま使っていると
賃貸の大家さんに請求が行ってしまったり、
水道同様、止められてしまうことがあります。

なので水道と同じように
指定の連絡先に連絡して、
電話で手続きをしましょう。

こちらも同じように
電話一本で利用開始の手続きは完了です。
特に立会いのもと、何かをしたり、と
言う事はありません。
電話で住所等を伝えるだけです。

連絡先についても水道と同じように
建物内に連絡先記載用紙があるか、
無ければ不動産屋か大家さんに確認しましょう。

連絡が済めば完了です!
電気使いたい放題ですよ!(無駄遣いはやめましょう)

水道同様、支払い用紙が送られてくるにので
コンビニなどで期限内に支払いましょう!
勿論、口座振替などにすることもできます。

ちなみに電気は
契約アンペア数がいくつになっているか確認しておきましょう。

賃貸の建物内にブレーカーがあるはずです。

ブレーカーに○○Aという表記が必ずあります。

それがその建物の契約アンペア数です。

私の場合、小売業の店舗なので、
元々契約されていた30Aで済んでいますが、
調理器具などを使う飲食系、
もしくは他の電気系統を使う店舗などを
開業する場合は、30Aではおそらく足りません。
50Aなど、より大きいアンペアに切り替える
アンペア工事が必要になりますね。

余談ですが、一度に電気を使いすぎて、
契約のAでは耐えきれない状態になると
ブレーカーが落ちます(停電)

営業中停電しないためにもこの辺りは
しっかりと把握しておきましょう

アンペア工事について!停電の原因になる!

電気も水道も通して準備ばっちりー。。

しかし、意外な落とし穴があります。
それが「アンペア数」

一軒家やマンションでも同じですが、
建物内にある分電盤(ブレーカー)を見てみて下さい。
左の方に大きく「○○A」と書かれているはずです

それがその建物のアンペア数です。

一度に使う電気量がその許容量を超えてしまうと
ブレーカーが落ちて停電してしまいます。

営業中に停電!なんてことになったら大変ですよね。

なので、アンペアを確認して、
必要とあらばアンペア工事を行いましょう。

ちなみに私の店舗は緑色(30アンペア)だったのですが
とりあえず停電等はしていませんでした
小さな小売業であればそのぐらいあれば十分、ということですね。

しかしながら飲食店など、色々な電気製品を使う
業種や店舗であれば話は別です。
30Aではすぐにブレーカーが落ちて停電してしまうでしょうね。

と、いうことでアンペア工事が必要になるのですが、
10~60Aの範囲内であれば
電力会社に連絡すれば無料 で工事をしてもらえます。

しかしながら
30→それ以上に変更する際には
屋内の配線などを取り換える工事をしなくてはいけません
(しなくて済む場合もありますが 基本的には必要です)

この工事が建物の規模や構造によって異なりますが
だいたい10万程度かかってしまいます。

なので、30→40以上に変更する場合は、
工事費用がかかってしまう、ということを覚えておきましょう!

・・・とは言え、
ブレーカーが落ちてしまっては商売になりませんから
必要であれば交換するしかないですね。。

小売業にガスは必要なのか

小売業のお店にガスは必要かどうか。
実際に小売業を経験した経験談をもとに書いていきます。

ガスは必要?
結論から言えば、小売業でガスを使う機会は
業種にもよりますが、食料品系統でなければ、
必要ないと思います。
小売業で「ガスがあればな~」と思ったことはありません

手を頻繁に洗うのなら…
ただし、手を頻繁に洗う業種の場合は、ガスも
導入したほうが良いかもしれません。
冬場に水で手を洗うのは乾燥にもよくないですし、
何よりかなり冷たいです^^

調理で…
惣菜屋など、小売業でも調理系の場合は、
ガスが必要になる場合もあるかと思います。
そういう業種である場合は、ガスを導入しましょう!

ガスストーブは使えない
ガスを通していない…ということは、当然ガスストーブを
使うことはできません。
なので、暖房器具を使う場合は(使うと思いますが)
エアコンの暖房、もしくは電気ストーブなどを利用することに
なると思います!
電気ストーブだとちょっと寒いかもですが、暖房があれば十分
温まります。

ただ売るだけなら…
ただし、上でも書いたように、ただ商品を販売するだけの
業種であれば、特にガスは導入しなくても大丈夫です。
特に自営業の場合、費用を浮かせたいでしょうから、
その点もよく考えて、決断しましょう

ガスが必要かどうかは業種によります!
自分の業種がどんな業種かを判断して、
よく考えて決断するようにしましょう!

タイトルとURLをコピーしました